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チエンマイのローイ・クラトング

ver.0.965 04/11/30

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メーピングのローイ・クラトング

親しい恋人や友人同士で遊びの感覚でクラトングを流したり、コーム・ローイや打ち上げ花火の打ち上げのために集まっているのが実情で、ソングクラーンの水掛けと並んで、本来の趣旨とはかけ離れて俗化してしまっている。とはいっても、ソングクラーンよりは、はるかに幻想的ではある。
昔からの慣習にならってクラトングには3本の蝋燭を立て更に自分の悪事という意味で数本の髪の毛を入れ、中にはクラトングの中に小銭を乗せて一緒に川に流す人もいる。 川面を流れ下っていく無数ののクラトングの上の蝋燭の火がだんだんと小さな点になっていくのを見るのはこの世のものとは思えないほどまでに幻想的な光景が展開する。

夜なのに泳いでいる子供というか餓鬼は何かというと、この小銭を狙って、川の中で泳いでいるのである。実際にクラトーンを水面に浮かべてみればわかるのだが、岸の近くには流れがなくて、クラトーンは浮いているだけで(作りが悪いと浸水して沈むこともある。)、なかなか流れて行かない。そこで、この子供たちが金(5B程度)を貰って、クラトングを川の流れのあるところまで運んでいくのである。岸ではこういう貧乏人の子供(山岳民族の子供である場合が多い。)が客引きをしていた。1回5Bでも人出が多いので実入りが結構入るようだ。しかし、メーピングがどんなに汚れているか知っているので、普通の人は泳ごうとは思わない。まして、11月の夜半であり、寒くて泳ごうとは思わない。もっとも水の中に入ってしまえば寒くはないのだろうが。
クラトングはクルアイの葉で自分で作るのが本筋だが、川沿いの屋台にはクラトングも並んでいる。また、この日を狙ってクラトング売りが集まっている。クラトングの台はヤシの木の幹を輪切りにしたものを使っているのだが、祭りの後に下流で清掃作業のために発砲スチロール製の土台を奨励している。ともかくも、これに蝋燭を点けてメーピングに流し祈って、花火やコーム・ローイ(熱気球)が上がるのを見るために大勢が河畔にやってくる。ただし、コーム・ローイは、落ちて火事になったりしているので、メーピングでは禁止されていて、上がるのは見れない。

メーピングの花火

メーピングの河畔では、あちこちで花火に火が点けられ炸裂して危険である。近くの屋台では日本の花火大会で上げられる尺玉クラスとか、20連発とか、全く花火の規制がないような状態で、音と硝煙が立ち込めている。どんな状態か左のmpegの画像で百万分の1程度を味わうことができる。
その脇の河畔では、ローイ・クラトングを流す人の群れができていて、聖俗が同居しているような混沌状態で、いいようのない感覚に包まれた。気をつけないと、花火で怪我をするということになるので注意が必要である。各人が勝手気ままに大小の花火を打ち上げて、路上ではねずみ花火に爆竹が投げらつけられている。ワイルン(若者)はどうも人を驚かせるために投げるようで、足元に爆竹を投げて逃げていく者まで出ている。日本の祭りでも、泥んこ祭りとか観光客の顔を泥で真っ黒にするような祭りがあったと思うが、祭りというのは阿波踊りとかリオのカーニバルとか、退屈で虐げられた日常の鬱屈から離れて非日常の行事でカタルシスを味わうというのが目的なのだから、その趣旨には沿っているのだが、やられたら、怒り心頭になってストレスを背負いこむし、耳鳴りがするしロクなことがない。ワローロット橋からナワラット橋などの人が行き交い、欄干からもメーピングにに向かって花火を飛ばしているが、人込みに向かっても花火を投げる調子に乗った愉快犯まで出るので、クラトングを流してしまったらさっさっと帰る方が安全である。

ローイ・クラトングの行列

ラチャダムヌン通りからターペー門を通って、ターペー通りからメーピングに至るランナータイの民族衣装を身に纏った人達の行列である。ランナータイの民族衣装は、毎週金曜日に学校や会社(銀行やホテルでも)、制服ではなく民族衣装を身につけるので見ることができる。

イーペン北部灯籠祭り

災いや悪いことを大空のかなたへ飛ばしてしまうことができたらなあ!
そんな想いありませんか?11月のチエンマイへ足を運んでください。イーペン灯籠祭りで、あなたのそんな想いをチエンマイの11月の夜空で叶えることができるかもしれません。
イーペンとは, タイ北部のローイ・クラトング(灯籠流し)のことで、毎年満月の夜に行われます。そしてイーペンという言葉は、仏教の暦に由来する第12の太陰暦の満月の夜という意味があります。
イーペンの起源は、ビルマの伝説に基づいたもので、海洋で瞑想を続けて悪霊を取り払ったとされる聖者 プラ・ウパックットを祀る儀式として始まったといわれ、またあるの説では、天国にあるとされるチュラマニー塔へ感謝の気持ちを捧げるためとも言われています。
この行事で地元の人々は、コーム・ローイと呼ばれるバルーンを飛ばしたり、灯籠(クラトング) を川へ流したりすることで、人々の災いや悪いことが一緒に流れてゆくと信じています。
また、灯籠(クラトング)を僧侶へ献上すると、豊かな知性が身に付くとされ、その炎は正しい知識の象徴、その光は正しい道への道しるべだといわれています。
ランナーの時代から受け継がれている桑の葉紙と竹で組み立てたバルーンは、遠くまで飛べば飛ぶほど、豊かな繁栄の象徴だとされます。このランナのバルーンは、南部タイの街、1250qも離れたソンクラー県のハジャイへ飛んでいったこともあるという言い伝えがあるほどよく飛ぶバルーンなのです。
それが真実かどうか定かではありませんが、バルーンが飛ばされるこのときは、タイ空軍の軍事練習が中止されるほど無数のバルーンが舞います。空港の施設も、飛行機に影響が出ないよう警告が出され、この日ばかりは空の主役のバルーンたちが風に乗ってゆらゆらと大空を彷徨います。そうして風にゆだねられたバルーンは、飛ばした人の災いや悪いことを一緒に飛ばして、そして良いものを風に乗せてその人へと運んで来てくれるのです。
そのほかにも、パレードやビューティフル・イーペン・クイーン・コンテストなどが行われ、お祭りをより一層盛り上げます。イベントは、チエンマイのターペー門付近で開催されます。
コム・ローイに乗せた人々の願いが夜空を舞う空は誰もが魅了されることでしょう。タイで重要な行事の一つのこの日を幻想的なチエンマイで過ごしてみてはいかがでしょうか。
 タイでは旧暦12月の満月の夜(だいたい11月の上旬)、ローイ・クラトングと呼ばれる日本の灯籠流しに似た行事が行われます。バナナの葉で作った小さな灯籠に明かりをともし、それを川や池に流して水の精霊に捧げる、優雅で風情のあるお祭りです。
 スコータイやチェンマイなどタイの北部地方ではローイ・クラトングにあわせて、コーム・ローイと呼ばれる小さな熱気球を夜空に放ちます。竹と紙で作った風船状の袋の下で火を燃やし、熱気球と全く同じ原理で空へふわふわと上がっていきます。ぼんやりと赤く白く輝く光の玉がふわふわと空へ上がっていく様子は、幻想的な美しさです。お祭り当日には無数のコム・ローイが空に放たれ、それは壮大な眺めになります。
 コーム・ローイを上げるのはコーム・イーペンと呼ばれるお祭りですが、ローイ・クラトングとセットで行われます。精霊に捧げものをする前日にコーム・ローイをして、1年間のよくないものを空に放ってしまう意味があるそうです。
ガイドブックから引用、表記とか改変している。

ローイ・クラトング、道を往く

昼間は1番上の写真のように道路脇に置いてあるのだが、夜が更けてきて、人が踊りながらあるいは歩いて通り過ぎた後、この巨大クラトングの行進がローイ・クラトングのフィナーレの始まりである。クラトングの山車は電気で点灯して、上に美女、美男を載せて、中から音楽ガンガンで、♪ローイ・ローイ・クラトングと流れていくのだが、延々と続いて行く。山車の最前部を見れば、番号が貼ってあるのが見える。ゆっくりとゆっくりと流れていくが、前がつかえてくると止まったままでなかなか流れていかない。こういうところも本当のクラトングと同じである。ラチャダムヌン通りからターペー門(巨大クラトングなので門の中を走れないので南にほんの少し迂回して)、ターペー門からターペー通りを流れていくクラトングである。
そもそもターペーとは船着場のことなのだから、ここまで運河が掘られていたわけで、その運河をクラトングが流れるのも無理がない。スリヨタイで、チエンマイがビルマに降伏して美女がターペー門から踊りながら出てきたシーンを思い出した。チエンマイは至る所に歴史が転がっている古都なのであった。
この写真を撮ったときは、運良くモントリー・ホテルの5階の角の特別室が取れたので、中でテレビでも見ながら、ビールを飲んで実に快適にこのパレードを見ていたのだが、22時、24時になっても延々と続いていた。眠くなってきたので横になって、目を覚ましてはクラトングを見ながらシャッターを切った。終わりに近づいてくると見物人も疎らになって来て、行列の人数の方が見物人よりも多くなってきた。因みにこの写真は時系列の順番に並べているので、下に行けば行くほど見物人が少なくなっているのがわかる。

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